● 2013/ 9/29 正誤訂正速報です。
第三巻
P112 12行目
(誤)始めてみると
(正)初めて見ると
P306
(追加)※第三巻編集後、口述筆記原稿が見つかった。
P316
(追加)※第三巻編集後、口述筆記原稿が見つかった。今回収録していない文章があったため、第四巻に続編として収録してある。
P403 4行目
(誤)第一回愛情徹底研鑽会を
(正)第一回愛情研鑽会を
P403 11行目
(誤)大田館
(正)太田館
P406 4行目
(誤)大田館
(正)太田館
P412 7行目 2ヵ所
(誤)大田館
(正)太田館
P424 10行目
(誤)第一回愛情研鑽会
(正)第一回愛情徹底研鑽会
P429 2行目
(誤)第一回愛情徹底研鑽会を
(正)第一回愛情研鑽会を
P429 6行目と8行目
(誤)大田館
(正)太田館
P430 11行目
(誤)第一回愛情研鑽会
(正)第一回愛情徹底研鑽会
P438 6行目
(誤)この間の経緯は
(正)この間の経緯を

● 2013/ 2/14 今までの正誤訂正をPDF版でアップしました。

● 2011/ 8/ 1 「山岸巳代蔵年譜」を発刊しました。


『山岸巳代蔵 年譜』刊行に寄せて

今度山岸巳代蔵全集・別冊に、『山岸巳代蔵年譜』として小冊子にまとめてみ た。もちろん山岸巳代蔵全集第一巻にも「山岸巳代蔵年譜」(2004年5月発 行)があるが、それ以後の八年間の全集刊行を通して、様々な事実や資料の蒐 集・整理・確認が進み、この度あらためて作成してみたものである。

なかでもこの小冊子の大きな特色は、いわゆる年譜本来の客観的な事実の記述と 共に、その時代に合った山岸巳代蔵ならではのエピソード等を当人の発言や回顧 から、関係者の回想から盛り込んでみたことにある。しかもその取捨選択は一編者の主観的な想像力によった。

なぜそんな客観に主観を織り込むようなことを試みたかについては訳がある。

一つは、ヤマギシズム理念と一個人の軌跡が交わる様を生き生きと浮かびあがらせたかったからだ。

また毎度の全集刊行委員会の席上で、奥村道哉さん(1923年生)を始めとするイズム運動の先人達から聞く山岸巳代蔵の人となりを、自分の中だけに留めたくなかったからだ。

そして「全人幸福のためなれば 何をか云わん わが凡て」の心一つの心こそ、山岸巳代蔵の心であり、先人達の心であり、一編者の心であり、後代のイズム運動に心を寄せる人々の心でもある確証を得たからだ。そんな発見にも似た喜びが一編者の心元にもこの間訪れて、それはそれは愉しい時間を過ごせた。

なお、巻頭の若き日の山岸巳代蔵や家族の写真は弟・千代吉さんの親族から提供されたものだ。
                            山岸巳代蔵刊行委員 佐川清和

○申し込み方法
頒価は二百円ですので、送料とも二百八十円(切手可)を下記宛てに送って下さい。
〒519-1424 三重県伊賀市川東555
山岸巳代蔵全集刊行委員会
E-mail miyozo@yamagishi-miyozo.org

〈事務局〉 〒513-0828 三重県鈴鹿市阿古曽町9‐10  TEL/FAX 059(375)1550
振込先:
ゆうちょ銀行振替口座 00800-9-57567(名称 山岸巳代蔵全集刊行委員会)
    

● 2007/ 1/ 3 第六巻についてを掲載しました。
        また、第六巻刊行を終えて及び刊行予定を追加、更新しました。
● 2006/ 6/ 7 第五巻編集を終えてを掲載しました。
● 2006/ 6/ 7 第五巻についてを掲載しました。
● 2006/ 5/29 山岸巳代蔵全集第五巻の発行日は、7月1日の予定です。
● 2005/11/17 11月発行の「週刊読書人」において山岸巳代蔵全集の特集が掲載されました
● 2005/ 11/3 第四巻刊行を終えてを、追加。刊行予定を更新しました。
● 2005/ 11/3 第四巻についてを掲載しました。
● 2005/ 11/3 全集第四巻 11月11日発行予定。
● 2005/ 4/27 第三巻刊行を終えてを、追加。刊行予定を更新しました。
● 2005/ 4/16 全集第三巻 5月4日発行。
● 2004/12/22 鶴見俊輔氏による推薦文を掲載しました。
● 2004/11/11 第二巻が刊行されました。
● 2004/11/ 6 購入のご案内を更新しました。
  ● 2004/ 5/ 4 山岸巳代蔵全集第一巻 発売


購入のお問い合わせ、ご意見等は、山岸巳代蔵全集刊行委員会事務局まで、ご連絡ください。

 

 2004年5月4日、故山岸巳代蔵の43回目の命日を期して、山岸巳代蔵全集・第一巻が刊行されました。
 この全集は、真理の究明に自らのすべてを注ぎ込んで理想社会の実現を目指し、ヤマギシズムという考え方を提唱した「山岸巳代蔵」の著作や口述記録、座談会記録などを初めてまとめて出版するもので、この出版を通じて、山岸巳代蔵の思想・哲学およびその描いた理想社会実現の具体的方式が広くさまざまな人々の目に触れ、客観的な研究・検討の対象となることを趣旨としています。
 全集に掲載した見解や情報は常に更新して、最新の情報を提供することができるようにしたいと考えており、その媒体としてホームページを活用することにしたものです。
 さまざまな方々からのご意見をお待ちしています。2004年5月 
山岸巳代蔵全集刊行委員会・事務局

       
ヤマギシ会と私 

私がヤマギシカイと出会い、そのケンサンを受けたのは、四〇年前のことで、それは今も私の考え方の底にのこっている。西洋渡来の学術語を使わなくとも、私たちの生きて行くための重大な問題をこのようにして語りあう方法があるのか。そういう発見だった。
 そのようにしてくりひろげられる対話の中から、コロムブスの卵のように自然に、私たちのよりどころとしている共同性が、見いだされた。その共同性をどのように日常生活に生かすかは、むずかしい問題だが、一度見いだされた共同性から、私たちははなれるわけには行かない。
 今回の全集によって、ケンサンという方法を生み出した山岸巳代蔵の思想に直接触れることができる。楽しみである。

鶴見俊輔(哲学者)

※なお、第二巻には、鶴見俊輔氏の特別寄稿「ヤマギシ会と私」「ヤマギシカイとヤマギシズムについて」「ヤマギシズムの可能性」の三篇を収録しています。

 
       

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